1月15日に熊本市の水前寺共済会館で、JR新水前寺駅・市電乗り換え利便性向上事業の住民説明会が行われました。自分は参加してないんですが、「新幹線開業による都市圏交通の強化」が今叫ばれているので、LRT化事業と同等に、この乗り換え利便性向上はとても大事なことになります。
水前寺駅通電停と新水前寺駅の乗り換え利便性向上というのは、何十年も前から言われてきたことです。「点と線がリンクしてない」と言われる熊本の公共交通網。正にここにもその元凶があります。熊本は昔から自家用車に依存する、どこにでもあるような地方都市です。点と線がリンクしてないと書きましたが、自家用車に依存するようになったのはそこに原因があるのです。
1969年(昭和44年)、旧熊本県庁跡地に東洋一と言われる熊本交通センターが岩田屋伊勢丹(現くまもと阪神)・センタープラザ地下街と共に開業しました。モータリゼーションの進展により、熊本ではバスが交通の主役となったのです。(この当時は市電の廃止論が高まった時期)この当時はまだ自家用車がこれから一般家庭に普及しようと言うときだったので、バス利用者数は右肩上がりでした。交通センターのバスの発着本数は既にこの当時から1日3500本。これは現在も変わりません。むしろ現在は若干多くなっています。それと凄いのは「36バース」という、発着場の多さです。この交通センターの開業によって、熊本都市圏のバス路線網は構築されていきました。今も交通センターから放射状に伸びています。1970年代に入ると、自家用車が一般家庭にどんどん普及していき、バスの利用者数も右肩下がりになってきて、次第に渋滞が激しくなっていきました。同じ1970年代に熊本ではバスレーンが供用開始。それと市電の軌道敷内の進入・通行禁止もこの頃でした。もちろん両方とも定時制を確保し、乗客を増やすためです。市電に冷房車が入ったのもこの頃くらいです。色々な手を尽くしても、なかなか乗客アップには繋がらず、今日までこの問題が放置されてきました。ただ、時が経つに連れ、自動車中心の社会にも限界が来て、今になってやっと公共交通への転換が叫ばれるようになりました。ちょっと話が新水前寺駅周辺整備の話から逸れてしまいましたが、公共交通への転換を促進するためにも、ぜひLRT化と同時に進めるべきです。もし、周辺住民の方でこのblogをご覧になられている方がいらっしゃるなら賛同して頂きたいです。
最後に、この事業は都市圏全体の利益に繋がります。昨日も書きましたが、目先の利益よりも、100年先を見据えるです!熊本を変える起爆剤に出来ればなと考えています。
ということで、昔撮った写真がありましたので、載せておきます。↓

↑JR新水前寺駅・水前寺駅通電停の現況その1

↑JR新水前寺駅・水前寺駅通電停の現況その2
最後まで読んで頂いてありがとうございますm(_ _)m
水前寺駅前の件ですが、いくら新型のLRVを導入したり、宣伝したりしても、鉄道駅と軌道線の駅が遠ければ、わざわざ歩くのがいやになり、つい、便利な車やバスに乗ってしまいます。バスへの乗車はいいとしても車に乗られると、交通渋滞がひどくなり、環境汚染もひどくなります。そんなことを避けるためにも、住宅地と住宅地を結ぶのではなく、JRとうまく接続して乗客の増加を図っていてほしいものです。